色々整理していたらこんな写真が
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    まず懐かしい写真。カメラ好きだった夫はいつも3脚を持ち歩いて、私をモデルに色々写真を撮ってくれていた。
    母をなくして落ち込んでいた私を、御在所へ連れて行って笑ってと要求。ついでに二人で記念写真も。守られているそんな安心感が漂った、それでいてモデルらしいしぐさを要求される恥ずかしさで戸惑っていた事を思い出しました。
    この写真は母の49日法要を済ませてひと月半ぶりに帰宅したときに撮ってもらった記憶があります。
     49日間小学生の息子と保育園児を預かってくれて、私を沖縄の実家へ帰してくれた。母が亡くなり、高齢の祖母だけが残って跡取りが本土の仕事を整理して帰ってくるまで、米寿をとうに過ぎた祖母だけ残して帰れないと母の死の連絡を受けた時夫に頼んでみたら、気が済むまで供養してお世話せてきたら、ここは僕が何とでもするからと、1さいはん、4歳になったばかりの息子小学校1年生の息子3人を預かって、私を送り出した。葬儀が一段落したころ3人の息子を連れて電車や飛行機、船と乗り継いできてくれて、1歳半の息子だけおいて二人を連れて大変な暮らしが待っている鈴鹿へ戻った。
     49日の仕上げの法要に間に合わせて弟が仕事を引き上げて戻り、私は自宅へ帰ってきた。そのとき小さな島の人々は、顔も知らないわが夫の寛容さに尊敬のまなざしをむけて、「なんと立派な旦那さんを持っているんだ」とうわさが広がって私の耳にも聞こえてきた。
    「あんな旦那さんを探さないと駄目さねえ」と娘さんたちには言っていたようです。
     そんな優しい夫ですから、ふさぎがちな私に気分転換させようと雄大な自然の中へ連れ出してくれた。
    今もその時のことは鮮明に覚えている。谷を流れる水の音を聞きながら少し上り、開ける自然の美しさに心が洗われた気がしました。
     仕事と育児と、家事をこなす女性のすごさに感服したと夫はそのとき思ったそうです。それからますます家事をできることはするようになりました。
    | 女性は太陽 | 暮らしの中で | 16:55 | - | - | - | - |