こんな時があったと懐かしい。大学生の息子へ書いた手紙
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    元気で頑張っているようで喜んでいます。
    先日の手紙はあなたの考えが理論的で母としてとても嬉しく思いました。
    思考の整理された生活はいろいろの面で自分の生き方に左右されます。どんな時でも事実からから出発し未来を展望する。そんな思考ルートは希望へとつなげます。
    歴史をしっかり認識してそこに事実の発展の道を見ることができるからです。
    たとえば人間は共同体でスタートし、途中で支配されることを覚えしかし支配――支配されることの繰り返しの中で、社会の在り方がどんどん進歩し、1サークルの中で繰り返されるのですから、結局限界が来て、地球を守る方向から人間の生きる地球とどう共生するかという方向へ転換せざるを得ない。このことの確信は歴史の事実から読み取る努力が必要です。主観を抜いた思考が必要です。
    戦争の問題も未来の地球人として過去を見る事実に即してみることが大切です。
    ○生命のあるものすべてが理由もなく命を奪われる事
    ○多くの人々が苦労して築き上げたすべてをいとも簡単に壊していく。
    ○誰のために上記の2点が必要なのか、なぜ必要なのか
    ○という風に繰り返された戦争を、あった事実を並べて考えると結論として自分の考え方、社会的方向性への働き掛けも見えてきます。
    人間の生き方はすべての面でこの繰り返しなのです。人間は人間の生き方を中心に社会をつくっています。
    そんな社会はすべて政治で結論が出せるので、政治活動抜きの理論は成り立たないのも本来は真実であること。政治集団が組織であるからとか個人だからとかの議論はその点があいまいにされているのです。
    進歩する過程で政治は政党政治へと変革されていっている事実が物語っていると思います。
    あまりうまく言えませんが、とにかく何か学ぶ機会を持ち、いろいろな考え方のみなさんと議論できる機会を持たせてくれる先生に親として感謝しています。このような回り道のような時間は若いときにうんとすることがたいせつです。大学でまなぶということはそんなことも大切ですね。ただバイトをして海外旅行をする学生生活より母さんは好きです。
    | 女性は太陽 | 暮らしの中で | 17:37 | - | - | - | - |